女性ならではの優しさにあふれた
特に主婦の方達からのコメントをいくつもいただきました。
今胸が一杯になっています。
大事な存在の命…
妥協してはいけない
「行動せず」の結果は、いつまでも人を苦しめるので…
と、応援してくださった方
漫画ブログじゃなくなったなんて淋しいことをおっしゃらないで
「人間茶木ひろみ」を心配し応援してますよ
という励ましのお言葉
漫画家さんであるまえに、一人の女性だということにブログを通していつも感じています
と言ってくださった方
本当に本当にありがとうございました。
昨日ついに行ってまいりました。
懐かしい女性の獣医さんの所にです!
それでまずご報告ですが、
先生の第一声は「大人猫のウイルス性鼻器管炎は死なないですよ」
そして「抗生剤?抗生剤はウイルス性鼻器管炎を治すわけじゃないから、それが効かなくなったからと言って命終わらないですよ」
「食べなきゃ死にますけどね。肺炎も気をつけなきゃね」
それまでの男性獣医師もある意味ではそれと同じことをおっしゃったのかもしれませんが、
言葉の使い方の方向がまるで違うのでした。
「うちで3種類ある抗生剤が全部効かなくなった時は終わりだと思ってください」
とか、
別の日でしたが、私が一日でも長く生きててほしいと思っていますというと、
納得なさったようにうなずかれ、
「終末治療は相談の上で決めて行きましょう」
と謎めいた言葉を発せられたのです。
終末治療。
その言葉が私の心に重く響きました。
抗生剤が効かなくなったら、もう命の終わりを待つしかない…という方向にしかとれない言葉でした。
厳密にはそうじゃないのかもしれなかったけれど、
それならずいぶん早くそんな言葉を言い出されたものだなと思います。
あの男性獣医さんは。
難しい。言葉って難しい。
あちらがどういう意味でおっしゃったのかはわかりませんが、
素人のこちらには深い意味でとれてしまいます。
まあ、最終的な結果としてはあまり変わらない事になるかもしれないけれど、
昨日の女性医師の言葉には太陽のパワーがあり、
今までの男性医師の言葉には氷のパワーがあるような。
そんな気がします。
そうそう、アドバイスも象徴的に正反対でした。
女性医師は「とにかく温かくして。エアコンのない部屋においてあげて」
男性医師は「タクシー来るまでエアコンにあたっててください」
「日陰を通って帰ってください」
そして今一番引っかかっているのは点滴です。
ある日男性医師の所で点滴中、チェリーが震えだしました。
私が「体に水分入れているのだから、寒いんですかね?」と問うと、
男子医師は「いや、それは温めてあるから大丈夫ですよ」
「怖いんですかね?」と私。
「そうでしょう」と男性医師。
昨日の女性医師は「食事をしてるなら点滴はしなくていいのよ。その療法食は大丈夫」
それでも心配そうな私の要望で、袋のほんの3分の一程してくださいました。
そして栄養注射というのも。
そんなものがあったのかと驚く私におっしゃいました。
「点滴だって栄養あるわよ」
う~ん、お医者様によっていろいろと違うものなんですね。
契約してる薬剤の種類の違いですかね?
とにかく”行動”して良かったと思っています。
どちらが正しいとか、間違っているとかは一概には言えないけれど、
チェリーはとても元気なんです。
今日の食欲ときたらもう~底なし沼のようで。
(でもやはりシリンジでしか食べませんが~~~うっうっ)
ま、あまりやり過ぎてもいけないですよね。
抗生剤も今日はやめてみました。
あまり変わりません。
もしかしたら、チェりーがくしゃみをしだして、抗生剤が効かなくなったと恐怖におののいたあの日(震えた点滴の直後です)
その原因は抗生剤の効果切れじゃなくて、
ただ寒かったのかもしれませんね。
でも本当の事はわかりません。
もの言えぬ動物です。
その表情、態度、行動から飼い主がわかってやらねばなりません。
”終末治療”には安楽死の意味も含まれるようです。
そう解釈した時私は、その後男性医師に伝えました。
「家で送り出してやります。今までの子皆そうしてきました。そうできるように祈るだけです。あ、すべてをやりつくしてね」
それでももしそれが避けられない運命になったら、
私は最後の最後までチェリーから離れない。
この自分の腕の中で麻酔によって眠らせてもらうんだと決意していました。
困るから帰ってくれと言われても・・・・・・・です。
昨日女性医師は呆れたようにおっしゃいました。
「慢性鼻器管炎で安楽死?そんなの知らない。そんなこと言う人知らないわよー」
夏の強い太陽の化身のような人でした。