茶木ひろみブログ 雪が降る

ロマンチックで怖くてコメディギャグな茶木作品の紹介です
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逃げ出す父にもいろいろ 

朝ドラ「ごちそうさん」を毎日見てます。人物達が魅力的で面白いな。
ああでもね、自由人の私には、やはり夫・悠太郎さんと和枝義姉さんはやや苦手。
西門家二百年の名…とかにこだわり過ぎっちゃね。
でもそういう設定がドンとあるから、周りの自由さが生き生きと描けるんでしょねえ。

西門家の、家族を捨てたという(近藤正臣演じる)父。
その人がまた魅力的に描かれてまして。
私なんかは本当はそういう父親は全く認めるべきではないんでしょうが。
だって、時々ここにも書きましたけど、私の父は「家族を捨てた父」なんですから。
私なんざまだ生まれる前からですよ。
捨てたくせに離婚は拒否した父だったから、母は生活保護も受けられなくて心底困ったんですわ。兵糧攻めですわね。
乳児の私を昼間預け、工場等で働いたそうですが、子供達にいろいろ任せるといろいろで…。
母は体力もあり、働きたかったようですが、そんな生活には限界がありました。
実家には事情があって同居は断られ、
仕方なく父方の親の住む南の島に渡らなければならなかったんですわ。
でもそこで母はセクハラにあい、また何も持たずに島の中の都会に住む親戚の所に逃げるしかなかったんですわ。
そこには映画館などもあり、それはそれで私には影響を与えた部分もありましたが。
その後やっと離婚してくれたらしいですよ、父は。私はもう5~6歳位だったようです。

私の父と、(近藤正臣演じる)西門父には違いがはっきりあるのですよ。
分かりにくい精神的なことではないです。
住居を残したかどうかということです。
西門父は大きな財産である家屋を残して自分だけ逃げた。
私の父は家賃のいる借家から自分だけ逃げた。

それは大きな違いですとも。
だって、それは本当に家族を捨てたことにはならないもの。むしろ西門父の方がゼロで、残る家族は財産があるという事なんだもの。
悠太郎さんや和枝姉さんは、困って借金などするより、いっそその家を売ればよかったんですよ。
父と会えてはいたわけで、そう頼めばすんなりOKしたことでしょう。
でもしなかった。それはやはり借金してでも家を守りたかったという事でしょう。
「旧家というプライド」のためだと思います。屋敷を売るなんて恥だと思ったのだと思います。
それが何より、もしかしたら命より大切なものなのかもね。悠太郎さん達には。
西門父はそれから逃げたかったんじゃないかしらね。
名家というプライドより、人間性が大事…だと思ってるんじゃないかしらね。すべて私の推測だけど。

私の父は本当に家族を捨てたんです。だってまだ自分は仕事も続けてて、収入もあったんだから。
私達家族がゼロで、父は何も失くしてなかった。その頃まではね。
でもまあこの世の法則で、そういうダメ男はなるようになっちゃうんですが。
公務員だった父を奪った気でいた不倫女性はその後、もういいいから家族のもとに戻ってくれと父に言ったらしいですが。
もう無職ですってんてんで、行くところのない父が何故戻れましょう。私達は既に引っ越した。引っ越すしかなかったわけで。
そのあとは不倫女性を殴ってでもダニのようにひっついていたらしいです。
それもまた何らかの縁というやつなんでしょう。悪縁でも縁は縁。


19歳の時に父に一度だけ会いました。
そんな、西門父のように魅力的でも温かくもなかったですよ。
一言で言うなら、どこかの知らないオジサン。
それも一人じゃ来れなくて、不倫女性と自分の妹と一緒にね。
何だか久しぶりの親戚の集まりという風に持って行こうとしてましたね。
自分が父として無責任な事をしたという顔は全くしなかった。
「子供たちは高校くらいはやったんか?」って母に言ってましたよ。
無一文で母子家庭にした当の本人のセリフですよ。
まあそのようにね、私の父は子供だったんですよ。
そんなこと言ったら、それと気の合った時期もある母もやはり子供だったのでしょう。
いや、日本人はみな子供っていう説もありますが。

でもその未熟な人間達が何とかやって行くためには、少しの何らかの財が必要です。
きれいごとじゃないから、生活するっていうのは。
その財を西門父は残したわけです。

許せるよ、そういう父なら。


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[ 2013/11/26 12:07 ] 未分類 | トラックバック(-) | CM(0)
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Author:茶木ひろみ
ロマンの旅人、謎の漫画家。
↑画像は茶木がモデル!
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ロマンチック幻想怪奇「銀の鬼」

美形陸上男子とオリーヴ少女のメロドラマ「絹のヒーロー」   

変人探偵ヨモギ氏が、
現代の闇の謎を解く
華麗なるボケ世界「変な探偵」

探偵に間違えられた男、探偲の
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以上が今のところ代表作

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