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「銀の鬼外伝」第7回、8回発売中です!十年さんに会いにいらしてね。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以前ブログで、銀の鬼外伝のラストシーンは雪の中を歩く十年とふぶき・・・
とお伝えしましたが、そのあとに3p、いえ4pの本当のラストシーンをつけました。
爽やかで愛らしい二人を見ていただくことになります。
あ…やっぱリ怖いかも。何でも言ってしまっては、つまんなくなりますね、おバカな作者でごめんなさい。
そして最終回は56p、いえ57pになりました。 ←知らないうちに増やすな~
銀の鬼外伝(1)のイントロ追加分は7pです。
そんなわけで、まずは64pの作画をがんばります。
それから「絹のヒーロー」続編65pの作画を。 ←きっと増える、たぶん増える
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(母なる男2巻の本、少し在庫が残っております。←なぜこうなった?実は1巻より発行部数が多いからです。1巻はもう在庫なしですし、困ったわん。未読の方がおられましたらぜひよろしく)
1巻はKindle版でぜひ!!
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そうですよね、旧銀の鬼のラスト(文庫下)の十年の最後は
少女漫画読者様達の涙を誘わずにはいなかったようですね。
十年さんはあまりにも美しく、いい人になって…。
それを19年後、復活させる時、かなり難しかったです。
だってね、いい人のままだったら、もう作品を続ける必要がないんだから。
たとえば「銀の人」ってタイトルだったら、ありですが。
でもそれは違うと私は本能的に思ってた。
十年さんは永遠に銀の鬼なんだって。
言いかえればね、旧作で“いい人”になったラスト、あれに私は疑問を持っていたということです。
あまりにきれいすぎる。深みがない。
旧「銀の鬼」は少女たちの理想の恋の物語ではありました。
でもなんだか深みがない、生きるものの苦しみ、深み、そんなものがない。
そんな思いを心の底に沈めたまま、長い年月を生きていました。
そして19年後、心の声が「復活させよ!」と。
理想のまま終わったものを復活させると、いろんな抵抗がやってくるだろう、
自分の勘もにぶってるし。でも同時に苦しみから得たものも多くある。
それをどこまで生かせるか?
作品と戦うしかない。
そんな思いで今も生きています。
先日のご質問へのお返事になりますが、
「銀の鬼外伝」は、最近のブログに書いたように、最初は「ごはんだよ2」の目線で始まりました。
ただ、星月千夜の窮地を救うのが「鬼」であるというのは決めていました。
で、何回かやっていくうちに、そうだ、それは銀の鬼十年さんなんだと気付きまして。
ですのでまずは3回目のラストから十年さんが出始めます。
そして4回でグンとたくさん登場し、5回で主役乗っ取り!という掟破りを果たします。
それからはもう十年さん目線です。
でも千夜おじちゃん(つまり十年のコピー人間)は深いですよ。
そう簡単じゃない「銀の鬼外伝」ですよ。
そして、私はその1回目イントロに追加ページをたしまして、
完全に「銀の鬼」目線とします。もうすぐね。
中2の私、美少女ちゃいます。
イモ少女、いやイモ少年ですわ。
壁ドン男は、同性愛者だったかもしれませんね。
アメとムチの方は、おつきあいとかではなく、仕事の関係です。
だからなんにもないです。
でもね、茶木にとっては作品描きも恋も全く同じなんです。
茶木は自分自身なんて、ないようなものです。
茶木作品をほめてくださった事が本当に嬉しかった。
それだけなんです。それこそが私にとっては最高に大切なことなんです。
茶木には若い時から世間で言う結婚願望というのがなかったの。そして今でも全くないの。(もうそれが当り前の年代になったけど)
なぜかずっと信念としてあったの。“結婚したら茶木作品をかく能力は消える”って。
他の作家さんたちはそうではないでしょう。結婚は関係ないでしょう。ただ色々と時間は減るかもしれないけれど。
でもね、私は私。ものすごく自分でわかってた。
今でもその信念は間違ってなかったとはっきりいえます。