茶木ひろみブログ 雪が降る

ロマンチックで怖くてコメディギャグな茶木作品の紹介です
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私は何度も卵をぶつけた、壁に。これからも。 

「銀の鬼13」 166P ←公開中です。さあポチッとして、あなたも銀の鬼ランドへ!

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(久しぶりにコメント欄にお返事させていただきました)

皆様、コメントをありがとう!

前項目の、私が何百回も観た芸術的映画作品とは何?ですって?
ええ、まあ、何百回というのは好きなシーンを繰り返し繰り返し観たというのも含めてですがね。


それはフェリーニ監督の「道」です。
イタリア映画ですね。
芸術的完成度としては「8 1/2(はっかにぶんのいち」などの方が高いのかもしれない。
「道」は物語としてわかりやすく、すごく大衆的な作品と言えるかもしれない。
でもなんか、はまってるんだーーー!ジェルソミーナとザンパノ!
ちょっと頭の弱い、心美しすぎる女性ジェルソミーナ。
野蛮で恐ろしくもどこか温かいザンパノ。
この二人の愛とも言えぬ、ああだこうだ。それが楽しく、かなしく、残酷で。
永遠の男と女のテーマですの。
男女はわかりあえない。
でもその人を失った時、初めて気づく…。



人間描写が類型的じゃないんですよ。
特にザンパノ(アンソニー・クィン)の表現はよかったです。
獰猛な熊みたいな容姿にどこか見え隠れする清潔さ…がね。そんな風に感じたのは私だけかな?
いや、優れた演技とはそういうものなんでしょう。
人間の矛盾したところをとらえてるはずですよね。名優は。

ジェルソミーナ(ジュリエッタ・マシーナ)は何というか、もう演技じゃなくて、生きてそこにいるような…。言葉にならんですわ。



今私は村上春樹氏の「1Q84」にのめりこんでいます。
村上春樹氏はエルサレム賞の授賞式で「壁と卵」のテーマでスピーチを行ったのですよね。
壁は権力システムであり、卵は弱い個人であるのでしょう。
村上氏は卵の側に立つと。

この日本にもこういう芸術家がいるという事がすごい、本当にすごいと思う。
作品と生き方の両方が。
村上氏、尊敬しています。

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[ 2012/06/12 21:36 ] 未分類 | トラックバック(-) | CM(3)
いつも拝読しておりますが久しぶりにコメントさせて頂きます。
私も【道】が大好きです!
初めて鑑賞したのは高校生の時でした。
ジェルソミーナ と ザンパノ の世界にすぐさま入り込み、凄く集中して観た記憶があります。
まさか、あんなラストになるとは思わなかったので衝撃だったのですが、観終わってすぐ涙は出ませんでした。

しかし時間が経つにつれ、だんだん胸が痛くなりまして・・・
数時間後に涙が止まらなくなってしまいました。

そんな経験をした映画は後にも先にも【道】だけです。


小学生の頃から大好きで、大きな影響となった作品を描かれた茶木先生がお好きな映画が【道】でとても嬉しくなりました!
長々と失礼しました。
[ 2012/06/13 02:19 ] [ 編集 ]
記事を書いてから、しみじみ思いだしました。
ザンパノの魅力を。そうなんです、私はあの映画で何よりも
ザンパノの人間性が気になって仕方がないんです。
粗野っちゃ粗野、悪いったら悪い。でもさ、誰よりもいい男なところもあってさ。下は私の大好きなシーンですの。

食堂のシーンで、マカロニと羊のシチューのどちらにすると聞くと、ジェルソミーナは両方と答える。
するとザンパノは(何も悩まず)「両方だ」と店主に注文する。

すごくさりげないシーンなんだけど、ザンパノいいやつだなあって思っちゃったよ。
食べ物のこと位でせこい?いや、食べ物のことだからこそすごい意味があるんじゃないかなって思う。
あの当時のイタリア映画から感じ取れるのは、まず人々の貧しさで。
ジェルソミーナは家の貧しさゆえに大道芸人ザンパノに売られたわけで。だから普通に考えたらザンパノのような男はジェルソミーナへのメシはけちると思う。
それが両方って!
人物描写の意外な驚きのシーンでありましたよ。
エへへ、茶木は食事シーンに拘りがありますのでね。

そんなザンパノだからこそのラストシーンの名場面が生きるのでしょうねえ。大の男が砂浜に倒れ、まるで女性のように全身で大泣きする…。
それまで救われなかった一人の男の、最高に美しい姿だと思ったな。
[ 2012/06/13 20:16 ] [ 編集 ]
そうですね、ご自分のお好きな作品をお読みになるのがいいと思います。

ただ、私が前項目で「苦しみの特効薬」と書きましたのは、芸術の事です。
優れた芸術作品は大体そう楽しいものではないです。
むしろ重く辛く苦しいテーマを持っている。
「道」もそうですし、文学の「罪と罰」なんてもう苦しんでばかり。
太宰治氏は言っています。”この世に生まれたことが苦しいのだ”と。
そう、生きるって苦しいんだと思う。どうやったって。

でも何故か私はその苦しい芸術が苦しみの特効薬だと書きました。
苦しいのに、苦しいものを観たり読んだりすることが?
そうなんですよ。楽しみに目をそらさない事が必要な時がある。
心が本当に苦しい時だ。
優れた芸術作品は、ストーリーの流れそのものよりも、キメ細かな人物描写や細部といったプロセスで何かを感じさせてくれる。
それが自分自身の苦しみにまで何かを感じさせてくれる。
他の人達と同じように感じる必要もない。自分の目で自分の感じ方で体験すればいい。

だから世間で発表されてるあらすじで作品を考えない方がいいと思う。あらすじは大ざっぱなものだから、本当の良さは全く書かれていないと思う。
すべては自分で体験するしかないと。

でも作品はやはり選んだほうがいいとは私も思う。
特に漫画などで、売れてはいても、作品的に不良だなと思うものもあるから。あ、不良を描いた作品という意味じゃないですよ、そんなの充分お分かりでしょうけどね。
[ 2012/06/18 17:13 ] [ 編集 ]
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